安倍晴明の陰陽道を受け継ぐ、第二十七代陰陽師安倍成道

晴明は正室との間に産まれた息子と、側室の五家で生まれた子どもらに、陰陽道の理論と術を継承しました。そして正室との子が宗家として安倍家を受け継ぎ、他の五家は陰陽道の「木・火・土・金・水」の役割を担って、それぞれが木の家系、火の家系、土の家系、金の家系、水の家系として、晴明の陰陽道を継承しています。

これら六家は京都に住む宗家を基点として、その周囲に五芒星の形になるように居を構えています。五芒星の中心付近には守るべき大切なものがあり、六家はいわば「結界」としての機能を果たしているのです。そしてまた、現在も様々な祭祀に携わっています。 水の家系第27代の陰陽師である安倍成道は、偉大な陰陽師の守護霊を憑け、三歳の時から元服するまでの十二年間、苛酷な修行に身を投じてきました。
そうした修練が、もって生まれた高い能力をさらに高め、当代陰陽師のなかでも霊的な能力が極めて高い人物として、他家の陰陽師から評されています。

安倍成道は第26代目である父が住む京都を離れ、現在は東京で鑑定所を開いています。
本来、当代の陰陽師が鑑定・占術を行うのは、紹介者がある方や要人のみ。
しかし安倍成道は、陰陽道の知恵と術でより多くの人や、社会に貢献したいという思いから、一般の方々に対しても、門戸を開いています。
一子相伝で受け継がれる陰陽師の術は1,080種類。先読み、結界、式神、吉方・吉日読み、除霊などの中から必要な術を使って、相談者の方や、企業・団体様などを、より良い状態へと導くお手伝いをしています。